
小説班アンソロジー『爆発』(カバー・組版)
筑波大学現代視覚文化研究会小説班が制作・発行した、「爆発」をテーマにした小説アンソロジーの表紙イラスト・デザイン、本文組版、編集。
所属する筑波大学現代視覚文化研究会の小説班で、「爆発」をテーマにした小説アンソロジーを制作しました。10人の書き手による作品を収録し、文学フリマや学園祭で頒布しました。私は原稿の執筆以外のすべて(表紙のイラストとデザイン、ロゴ、本文の組版、編集)を担当しました。
「爆発」という言葉にはエネルギッシュなイメージがありますが、集まった作品には儚さを感じさせるものが多くありました。そこでロゴは、爆発そのものではなく、爆発した後に残る儚さを表現することにしました。石井ゴシックをベースに文字のパーツを分解して組み直し、線を歪ませることで、爆発した後に残った燃え芯のような姿にしています。
本文は縦組みで、10人それぞれの書き癖を一冊の本として揃えるところから始めました。ダーシや三点リーダーの重ね方、感嘆符・疑問符の後の全角アキ、英数字の全角化や縦中横、ルビの振り方などを統一し、判断に迷う箇所は書き手に確認しながら進めました。各作品の扉には作品ごとのロゴマークを付け、タイトルの背後やページの上下にはシンプルな装飾を添えています。
学園祭や文学フリマなどで販売をし、無事に完売。第二刷も制作しました。



